16話の感想と考察メモ
16話見ました
ウサミン最高でした(歓喜)
前回の武内P反撃の引きからどうなるかと思った1週間、シンデレラの舞踏会(仮)は美城常務には完全に暖簾に腕押し(下手したら墓穴掘ることになりそうだけど)でした
なんだこの綺麗なババア(怒)
しかしそこはすでにしっかり絆が生まれている武内PとCPメンバー、一緒に舞踏会を成功させようと奮起、お前本当に6話で逃げ出したちゃんみおか……?、ていうか
美城常務とCPの完璧なまでの暖簾の押し合いが見事
常務がもくろむプロジェクト失敗まで続くんでしょうけど、どこかで「それはないだろ…」ってなる発言が飛び出そうで少し不安
もうちょっと殴り合いとかしてもいいんじゃないかな(期待)
そんでもってやっぱりウサミンも天使だった、卯月といいきらりといいデレマスどんだけ天使いるんだよ、天界かよ!俺も連れてってくれよ!
アニメ2話でウサミン登場したときは「再現度すごいけどこれで出番終わりなんじゃ…」と予想通りの不安に駆られたけどそこはさすがデレマススタッフ
(人気投票上位の人気アイドルだし当然といえば当然か、前回楓さん回だったし)
声優という部分は特にピックアップされなかったけど普通にアイドルとして成功してる菜々さんを見れて本当に嬉しい(*´ω`*)
SSとかそっち界隈では菜々さんは不憫可愛い風潮で、
・結局アイドルとして成功せず田舎に帰る
・アイドルとして成功しないけどPと結ばれて主婦になる
・アイドルとして大成功
の大体3択で色々不憫
だからやっぱり
こうやって公式の映像としてアイドルしてる菜々さんが本当に可愛くてイキイキしてて…やっぱり菜々さん大好きだなって再認識した
(ひょっとしたら菜々さんが宣伝してたゲームに菜々さん自身が声優として出演してたんじゃないかという可能性、配信まだですか?)
そしてそんな(大)先輩アイドルを見て目標だと言い切るみくにゃん
なるほどそうきたか
菜々さんが誰と絡むかが気になってたけど、どうやら16話のテーマの一つは[個性]らしく、みくにゃんまさに適役!
正直菜々さんクラスに個性だらけな(今回ギャラが発生しなかった)十時んとかゆっことかいるからそっちとの絡みも相当見たいけど今回はみくにゃん
と思ったらさっそくアイドル生命存続の危機、番組降板
やっぱり菜々さんは不憫可愛い(歓喜)
自室の布団の上で足ばたばたしてるシーンもかなり可愛かったけど
(菜々さんクラスになると布団の守備力も高くなるらしい)
菜々さんにみくが憧れて、その憧れの菜々さんが個性を失いそうになったとき、みくにゃんがそれを助ける展開
正直ちょっとテンポ早い感じがしなくもなかった、なんなら1期のどこかで「菜々ちゃんが目標」みたいなシーンがあれば良かった気もするんだけど、アイドルに詳しいちゃんみおが知らなかったから仕方ないのかな…
でもちゃんと1話内で綺麗にまとまってたのはさすがデレマス
みくにゃんの「ミミミンミミミンウーサミン」を繰り返すところは正直うるっときたし、心の中では「頑張れ!」ってエール送り続けてた。キーガークルイソウ♪
なんだみくにゃんも天使か(11話ぶり3回目)
そしてエピローグがかなりストーリー上重要っぽいシーン
常務から「好きにしろ」と言われている武内Pのシンデレラの舞踏会プロジェクト(以下CBP)、これが追いやられたアイドル達の避難所(と同時に反撃の拠点)になるとは…
このままの流れで行くと
一部の追いやられたアイドルが自分の個性をそのままに活動を続けられるCBPに加入
↓
常務のプロジェクトと同じく少しずつ成果を出す
↓
しかし途中でアイドルが増えすぎて武内Pだけでは回らなくなる
↓
武内P過労で倒れる
(∵アイマスアニメPは一度入院する法則+15話の疲れたPの描写から)
↓
常務「ほら見ろ」(ゲス顔)
↓
CPメンバー他、CBPに加入したアイドル達も解雇通知?
という展開が見える。
なんかキービジュアルの後ろの時計が1話放映ごとに進んでいて、どうやら19話あたりで魔法が解けるという噂をまことしやかに聞くので、時期的にもかぶりそうなこれが濃厚なんじゃなかろうか…
でもそこは期待をいい意味で裏切ってくるデレマススタッフ、武内Pが14人に分裂するくらいのことはやってくれそう…
それは冗談だとしても、普通に考えると途中でアイドルが増えすぎてる、ということに気付いて何かしら対策はとるだろうし、完璧なサポートに定評のあるちひろさんがついてるし、やち天
もう15話の時点で釘づけだったのに17話以降もさらに見逃せない展開が待ってそう!
Where does this road lead to? = 「この道の先には何があるんだろう」
「この次の話では何があるんでしょう?」今からまた金曜日が楽しみ(*´ω`*)
(ここから考察)
前記事みたいに相変わらずデレマスアニメを童話的に見ようとしているわけですが、今回も色々と気付いたのでひとまずメモ的にまとめてみます
最初に今回16話の狙いについて、
前回15話が物語の世界に入れた彼女達が目指すべきものを探す最初のステップとして「“アイドル”とは何か」を理解する回だったと書きました。
今回16話では「個性」がピックアップされてました、では童話的に見てこの「個性」とはなんでしょう?
シンデレラのストーリーで言えば、美城常務(継母)がアイドル達(シンデレラ)の「個性」を奪おうとするわけです、継母がシンデレラから奪うものといえば…“自由”と“舞踏会に必要なドレス”ではないでしょうか。
正直ドレスについては始めから持ってないはずなので奪うという言い方はズレてる気がしますが、舞踏会に行くのを妨げるという意味で言えば当てはまりそうです。
家の掃除を言い渡され、ドレスもなく、舞踏会に行くことができないシンデレラ
この後シンデレラはどうやってお城に行くのでしょうか?
原作では魔法使いが現れて、ドレスの他色々アイテムを用意してくれたおかげでお城に行けましたね。
では個性とはドレス?魔法使い?
個性=ドレス、多分これが正解ですね
ドレスのないシンデレラは、自ら個性というドレスを身にまとって舞踏会へ行く準備を進めるわけです。綺麗なドレスがあれば王子様に振り向いてもらえる可能性も高くなるわけですしね。
しかしここでちょっとした違和感、アイドル達は最初から個性を持って346プロにやってきます。NGのように後から自分達の個性に気付き、それを追求していこうと気づくメンバーもいますが、みくにゃんや蘭子のように強い個性を始めから持っていたメンバーもいると思うのです。
こう考えてみると「始めから持っていた個性が美城常務により奪われる」という、上で書いた表現がしっくりきそうですが、あえて別の意味を加えてみるのも面白そうです。
それは「シンデレラが持っていたような強い心」です。
確かにシンデレラは魔法使いの力を借りて舞踏会に行きますが、それはきっとシンデレラの「強い心」が呼び寄せた奇跡ではないかと個人的には思います。
シンデレラは両親を亡くして継母の家にやってきて、そこで召使同然の扱いを受けながらも強く生きています。そして舞踏会の日も家事をこなしながら「私も舞踏会に行きたい」という強い思いを抱きます。だからこそ魔法使いに力を貸してもらえると知ったときも「継母さんたちにばれたりしたら…」という不安を押し切って舞踏会に行ってみるわけですね。
つまり、魔法使いの魔法はあくまできっかけであって、舞踏会に行くという選択はシンデレラ自身の強い意志によるものであるということです。
こう考えると16話で描かれていたのは、シンデレラという物語の登場人物を目指す彼女達にとっての第2のステップ、「シンデレラという人物の強い心」を理解することだったのではないかと思うのです。
今回の“アイドル”兼プレゼンテーターは菜々さん。
常務から個性を捨てろと命令されたとき、菜々さんとみく、番組を下されそうになったアイドル達は、一度これに負けそうになります。
しかし武内Pと李衣菜達からの頼もしい信頼を得られたみくにゃんは、勇気を振り絞って菜々さんをそこから救い出します。
みくにゃんの「個性」を確かなものにしてくれた菜々さん、その「個性」のピンチをみくにゃんが救い返す。
「みくは自分を曲げないよ」
15話の楓さんがNG達に“アイドル”というものを教えてくれたのに対し、16話では菜々さんとみく達が一緒になって「強い心」を学んでいるという構図の違いは、菜々さんがトップアイドルではないという現状を反映しているからでしょうね。菜々さんは先輩ですが、まだみく達と同じくシンデレラを目指し始めた一人の少女なのです。
16話のタイトル
The light shines in my heart.
もこの内容とマッチしているような気がしてきます。
(そういえば16話の冒頭、菜々さんが最初に登場するシーンの直前に楓さんの広告が映ってから場面が変わりましたね。
これは楓さんから菜々さんにバトンタッチ、という演出なんでしょうね。)
さて、こうして考えてみると、“アイドル”を目指して確実に成長を続ける彼女たちの成果が見えてきます。1話1話困難を乗り越え、着実に成長していく彼女達の姿が本当に丁寧に描かれていると思います。
しかし今回の最後に、CBPに追いやられたアイドル達が加入するという新しい流れが見えてきました。これはどう解釈すればいいでしょうか?
いくつか考えてみましたが、今の段階ではかなり曖昧な考察になりそうなので、ひとまず17話を待つことにします。
この他にもNO MAKEを聞いて色々思うところがありましたが、16話の考察はひとまずこれで終わりにします。
闇に飲まれよ!