19話の感想-自分にとってのロック-
19話見ました。
アスタリスク解散しなくてよかったああああああ!!!!
それからなつなな結成おめでとうございます!!
4コマでこのコンビを予言していたすごい方がいらっしゃいましたね、ほんとよく思いつくなぁ…
考えてみるとアスタリスクとタッグになるとすごくいいコンビですね
にわかロック+猫キャラ
ガチロック+兎キャラ
キャリア的にも菜々さんが先輩なので、ある意味アスタリスクの上位互換ユニットみたいなものでしょうか?
となるとユニット名が気になりますね、アスタリスクはラテン語で小さな星、アバウトにはアスター(星)+リスク(小さな)みたいな意味に分かれているそうなので、アスターとか?
でもせっかくウサミンがいるのでいっそウサミンアスターに…
ユニット名発表が楽しみです、あとロックなダンスについていけるか菜々さんの腰が心配です、もう歳ですから…
それから19話を見る前に
「何故みくと李衣菜の回を別にしたんだ?」
と疑問に思っていたんですが、これはなつなな結成のためだった気がします。
凸レーション回のように本来はみくと李衣菜を同時に出すこともできたと思いますが、一緒に出さなければならない助言役である菜々さんと夏樹もこれと類似なユニット(なつなな)として出したかった。しかし原作設定のままだと絡めやすい接点がないことに加え、両者の成長もしっかり描きたかったため、アスタリスクと合わせて1話に収めるには容量オーバーだった…という感じかなと。
14話でさりげなく夏樹が登場したのもこの1話の容量の関係で、心理描写を丁寧に描きたいスタッフとしては少なくとも李衣菜と夏樹が出会うシーンは事前に出しておきたかったのでしょう。
また16話で先に菜々みく回をやっておいたのも最終的になつななを結成するためで、順番を逆にしてしまうと菜々さんというキャラクターの掘り下げがされていないので違和感が出てしまいます。よく考えられてるなぁ。
さて、改めて今回も本当に素晴らしい回でした…
もう本当に言葉にできないくらい感動しっぱなしで、うまく文章にできないかもしれませんが、自分なりの好きを表現するために頑張って書いてみたいと思います。
今回も一部のキャラクター(コンビ)ごとに思うところがあったので、いくつかの項目に分けて書いてみます
1. 李衣菜の心の動き‐アスタリスクとみくという存在
2. 夏樹の決断
3. 次回予想‐トライアドプリムス結成と卯月の苦しみ
4. その他小ネタ
1. 李衣菜の心の動き‐アスタリスクとみくという存在
今回の19話は李衣菜、夏樹、みくの3人がユニットや新規プロジェクトの問題で悩み、それを乗り越えるお話でした。
特に李衣菜はみくと夏樹の両方と繋がる板挟みなポジションなので、その葛藤の様子(心の動き)がとても丁寧に描かれていたように思います。作画が今まで以上に綺麗だったのもあって、より繊細に感じられたのも嬉しかったです。
順番に見ていきましょう。
アバンから(仲良く)喧嘩するアスタリスクの2人、16話で菜々さんと一緒に壁を乗り越えて「自分を曲げない」と誓ったみくにゃんは、今までよりもやや頑固?になっているようです。
常務に追い出されて廊下で話し合っているNG達のシーンの前に李衣菜が水(ラベル的にはスポドリの可能性もある)を買うシーンがありますが、ここで
「私も早く考えなきゃ」
と言っています。みくの個性を貫く姿勢を受けて、自分もユニットの一員として頑張らなきゃと少し焦っているようにも感じられます。
この後NG達の「夏樹がアイドルロックバンドを組む」という噂を聞いて李衣菜の葛藤が始まります。
というのは、14話で夏樹と出会っていた李衣菜は心のどこかで
「夏樹と組んだらロックなユニットになる」
と考えていたんじゃないでしょうか。つまりは李衣菜にとっての個性を体現する(自分を曲げない)もっとも理想的なユニットの一員として考えていた夏樹が、自分とユニットを組む可能性が無くなってしまうわけです。
もちろんアスタリスクも大切なユニットですし、本気でそうできるとは考えていなかったでしょう。ひょっとしたら夏樹があの常務に嫌がらせを受けていないか心配していただけかもしれませんね。
しかしこの後、たまたま通勤してきた夏樹と出くわして彼女と親しくなることで、結果的に李衣菜はさらに悩むことになります。
にわかを丸出しにしながらも自分をロック好きだと認めてくれ、優しく接してくれる夏樹、そして自作したという曲を聞いて、李衣菜は本当の“ロック好き”を目指して行動を始めます。きっと「私もこんな曲を作れるようになりたい」と思ったのでしょう。
CDを買ったり本格的にギターの練習に取り組む李衣菜、ロック好きと公言していても
あまり具体的には調べていなかった彼女は、自分の好きだと言っていたロックの世界の奥深さを知るたびににわくわくしていたと思います。
そして決定的だったのは夏樹の生ライブ。
実際に見に行ったことがある方は分かるかと思いますが、生のライブというのは本当にすごい迫力です。何千回CDを聞いたりDVDを見たりしても絶対に味わえない熱量、身体が揺れるほどの圧倒的な音、アーティストとファンと自分が一体になる感覚。しかも武道館などの広い会場とインディーズのライブハウスなど、規模によってもかなり感覚は違います。
李衣菜自身は夏フェスで大きなライブを出演側でやっていますが、観客側ではまた違う感動があります。
案の定ロック好きだった李衣菜は、これで完全に本当のロックと夏樹の虜になります。
自分のロック好きを認めてくれる夏樹、ライブの臨場感、今までCPやアスタリスクで感じていた感動とはまた違う感動に李衣菜は戸惑い始めます。
「自分が本当に好きなのはどっち?」
アスタリスクと夏樹とのロックな日々、それに魅かれて自分の個性を表現する最適な場所がどちらか分からなくなり始めると同時に、みくへの罪悪感があったのではないでしょうか。
子供の頃に経験はありませんか?
ずっと仲良しの友達がいる。
あるとき初めてあった子と意気投合し、遊んでみたらすごく楽しい。
自分の知らなかったことをいっぱい知っていて、体験したことのないことを体験させてくれる。
そうして新しくできた友達とばかり遊んでいたら、仲良しだった友達との時間が減ってしまっていることに気付いて、ふとした瞬間に罪悪感を感じる―
時とともに友達が変わるのは普通のことです。
環境や経験の量が変わればそれに伴って新しい人付き合いは増えるもので、そうして人は成長していくと思います。
李衣菜もこれに近い感情があったかもしれません。一番好きなのはみくちゃん…のはずなんだけど、なつきちといるのも楽しい。
ユニットとしての問題だけでなく、みくという友達との距離感も少しぎこちなくなっていたように思います。
実際に撮影でも上の空、ユニット会議中?や楽屋でも思うようにコミュニケーションがとれない2人…、みてて辛かったですね。
この辺りの李衣菜とみくとの心の距離は、シーン演出でうまく表現されています。
例えばCP事務所でみくが「悩み事があるなら言ってほしいにゃ、パートナーなんだから力になりたい」と聞いた直後、2人が画面中央ではなく、李衣菜側に大きくスペースができるように描かれています。
これは李衣菜の「みくちゃんに言えない秘めた感情」をスペースと灰色のコンクリートの壁で隠喩的に表しているのだと思います。よく見ると右下は影で暗くなっていますし、李衣菜が笑顔なので「笑顔の裏側では…」という表現ともとれます。
またみくには手前のテレビ台や雑貨が被っているので、これも「隠し事、後ろめたいこと」の表現の一部かもしれません。
この直後、みくが「本当に?」と念を押した後のこの斜めローアングルのカットも同様です。
李衣菜の顔(表情)を見せないことで、感情の分からない嘘の発言であるという表現になっています。
ちなみに後の楽屋のシーンでも李衣菜の完全な表情は1カットどころかガラス越しにすら映りません。(これはNGと凸レーションの表情を強調して間接的に状況を示す手法でもあると思いますが。)
しかしそれでも今ままで一緒に困難を乗り越えてきたアスタリスク。
李衣菜はようやく自分の一番大切な存在に気づき始めます。
「何やってんだろう…私」
ロック好きの象徴であるヘッドホンをはずすことで、目を覚まし始めたことを示しています。
夏樹は大切な友達、ロックのこともたくさん教えてくれたし楽しい、…けど、アスタリスクだって、みくだって本当に大切な存在。
ここから夏樹とロックに傾きすぎていた気持ちを李衣菜は修正し始めます。
直後の楽屋シーンでなんとか会話しようと試みているところからもそれが感じられます。
しかし修正しきれないままアスタリスクの単独?ライブへ。
まだぎこちないままの2人は楽屋だけでなく、ライブでもどこかぎこちないままでした。
どこか表情が固い二人、噛み合わないジャンプのタイミング。
それを見抜いているかのように夏樹も冴えない表情です。
そして案の定ライブでちょっとした失敗をしてしまう2人。
この段階でもまだ李衣菜は修正しきれていませんでした。
けれど、この後パートナーの気持ちを聞いて李衣菜は自分の本当の気持ちに気付きます。
様子がおかしい李衣菜を心配して、ずっと悩んでいたみく。
夏樹と会っていることを知って、李衣菜が本当はどうしたいのかも見抜いていました。
「李衣菜ちゃんがもっと本格的にロックをやりたいのは知ってる…そのためには、みくなんかよりも…、でもだからこそ、みくは頑張らなきゃいけない、李衣菜ちゃんが迷わないように」
パートナーのことを一心に思って一人で頑張っていたみく、それを聞いて李衣菜は自分勝手だった自分のことがすごく恥ずかしくなったのではないでしょうか。
けれどそれよりも一人で最高のユニットにしようと無茶していたみくのことを知って怒ります。
「ユニットなんだから、一緒に頑張らなきゃ駄目じゃん!」
お互いに相手の気持ちを勝手に想像して無理して頑張って、相談もしなかった、ユニットはそれじゃだめなんだ。きっと李衣菜は自分自身にも怒っていたんでしょう。
ロックが好き
夏樹は色んなことを教えてくれた
夏樹と組んだら本格的にロックができるかもしれない
けど―
「自分がロックだと思ったら、それがロックなんだって!」
「アスタリスクが、私にとってのロックなの!」
李衣菜の本当の気持ち。
苦しんで苦しんで、悩んで悩んで、ようやく2人で見つけた答え。
「そんな心配させる私こそ、パートナー失格だよね…」
そしてちゃんと謝る良い子。
アスタリスクは武内Pが予想していた通り、本当に相性の良いユニットだと思いました。
このシーンでの表情の変化も本当に丁寧に描かれていて、思わず涙が出ました。
この後、夏樹が開いてくれたにわかロック解散ライブ。
そこで完全に気持ちを断ち切った李衣菜と夏樹、そしてみくが加わって、二人は改めてアスタリスクとして、友達として、階段を一つ昇りました。
アスタリスク最高!!!
それから場面はささやかでしたが、みくが武内Pに「みく達を信じてほしいにゃ!」と言って自分達でなんとかする決意をしたことも大きな意味があると思います。
これまではどこか武内Pに頼りっきりだった部分もあった中で、李衣菜や夏樹も例にもれず自力で困難を乗り越えるように成長したという部分がはっきり描かれていてよかったです。アイドルとプロデューサー、お互いの強い信頼関係が順調に育っているのが分かります。
(その信頼関係が20話では今まで以上に試されることになりそうですが、どきどきしながら待つことにします。)
2. 夏樹の決断
次は夏樹に注目してみます。
ギターが超絶うまい有名ロックアイドルの木村夏樹。
彼女は19話で常務から不自由なアイドルロックバンドユニットへの参加を提案されて悩みます。
彼女の葛藤は
「面白い仲間と新しい挑戦ができる、けれどそれは常務に決められた通りの自由のないユニット、参加したら自分達で曲を作ったりはできない…」
「けど、1流のスタッフを用意してくれるらしい、ステップアップのためには、ときにはわがままを言えないこともある、これは、チャンスなのかもしれない―」
という「一時的にでも個性を捨ててステップアップを選ぶか否か」の悩みだったと推測できます。
松永涼、星輝子という個性派なメンバーと一緒のユニットなのにそれを台無しにする提案、常務は本当に346プロを成長させる気があるのでしょうか。(正直、明確な反発を起こすためとはいえ常務の発言を過激にしすぎな感はありました)
しかしそんなときに李衣菜と出会い、夏樹は自分なりの答えを見つけていきます。
(※このシーンではまだ常務から詳細は聞かされていない)
そもそも一つ不思議な点があります。
「何故夏樹と李衣菜は仲が良いのか?」
というのも、夏樹はギターがうまいロックを本当に愛している人間です。
一方で李衣菜はロック好きを公言するも具体的な知識がなく、ギターも練習しているといいつつ一向に引けないにわかです。(アイドルなのでステージ経験はありますが…)
経験がある方はわかると思いますが、にわかな人間というのは大抵はものすごくめんどくさいです。プロフェッショナルな人からすればむしろイライラすることも多いでしょうから、付き合っているということはまずないでしょう。
にも関わらずだりなつは仲が良い?
これは次のいくつかの理由によると思います。
・単純に相性が良い
・李衣菜はにわかロック好きというキャラで人気がある
・同じアイドルとして見れば問題ない
・夏樹はそういうのは気にしない
・調べていないだけで李衣菜は本当にロックが好き
大事なのは下の2つです。
つまり夏樹は李衣菜がにわかであると理解した上でそれ自体はあまり気にしないタイプで、けれど本当にロックが好きである李衣菜のことは認めていて付き合っている。
要するに夏樹もすごいし李衣菜もすごい。結果から言えば相性が良かったわけですね。
さて、そんな組み合わせの2人。夏樹は李衣菜と出会うことで図らずも大切なことに気付くことになります。
最初は同じ事務所のアイドル仲間、ロック好きという共通点から李衣菜と付き合う夏樹は、友達としてライブに誘ったり、ギターの練習につきあったりします。
そんな折、常務からの提案に迷い気晴らしにバイクで海へ、李衣菜も一緒に行きます。
話をしていると無邪気な笑顔で
「もっとうまくなって、なつきちみたいなかっこいいライブをいつか私もやるんだ!」
悩んでいた夏樹にストレートな気持ちが刺さります。
「ロックはかっこいいもの」
今自分がやろうとしていることは、かっこいいことなのだろうか?
いいなりでデビューして、渡された通りの曲をやって、それはロックと言えるのか?
昔の自分がロックを目指した理由、それは単純にかっこいいからだったはず―
あくまで推測ですが、そんな思いが夏樹にはあったのかもしれません。
ギターがプロとしてやっていけるほどうまくなり、ロックアイドルとしてデビューもしている。どこかで技術や成功を気にして、純粋に好きだった気持ちを忘れかけていたかもしれない。それを李衣菜が気付かせてくれた。
にわかロック解散ライブのときの発言から、この時点で完全には気持ちは決まっていなかったようですが、大きなヒントにはなったのでしょう。
そしてアスタリスクの2人が楽屋でお互いの本当の気持ちに気付くのを聞いていた夏樹。
「自分がロックだと思ったら、それがロック」
李衣菜が言い訳のように使っていると思っていたこの言葉が、こんなに重要な意味を持つとは思ってもみませんでした。夏樹にとってもそうだったようです。
結局のところ答えはシンプルで
「自分はどうしたいのか」
だったんですね。
そしてそれに従って夏樹は李衣菜に最後のわがままを言います。
きっと夏樹の方も、本当に李衣菜に惚れこんでいたんじゃないでしょうか。
だから自分の決断の後押しと一緒に、アスタリスクの邪魔をしないように、李衣菜とのユニットというかすかな願いを断ち切るために、にわかロック解散ライブを開いたんだと思います。
ここのなつきち、今までのイメージと違ってすごく美人で思わずドキッとしました。
かっこいい言動で忘れがちですが、夏樹もまだ18歳の女の子なんですよね。色々なことで悩んで、傷ついて、少しずつ成長していく大変な時期。卯月が武内Pと出会えたように、夏樹も李衣菜と出会うことができて本当に良かったと感じさせられます。
そして悔いのないようにめいっぱいライブを楽しむなつきち。
どのカットをピックアップしてもすごくかっこよくて楽しそうです。
そうして無事に気持ちを吹っ切れた夏樹。
最後に常務の誘いをロックに断ってCBPに加入&なつななを結成します。
(なつなな結成時の2人の反応気になるなぁ…)
良かったね、なつきち!
3. 次回予想‐トライアドプリムス結成と卯月の苦しみ
さて続いては次回の内容について推測してみます。
といってもエピローグで常務のPC画面にヒントが映っていたのでわかりやすいと思いますが。見ての通りトライアドプリムスの結成回になると思います。
2期で加蓮と奈緒が登場してから今か今かと期待されたトラプリ結成ですが、案の定綺麗に結成されるわけではなさそうです。
常務が決めたユニットというだけでも不安なのですが、何より怖いのは卯月がどうなるのかわからないところ。
今回の19話中にはその伏線になりそうな部分がこれでもかと詰め込まれています。
順番に見ていきましょう。
まずは冒頭、加蓮と奈緒が凛と一緒にNGの曲を歌ったシーン。
正直この時点で「あ、やばいな」と思いました。
NGよりもこっちの三人の歌声の方が明らかに相性が良いと感じたからです。
もちろん中の人含めNGの3人の歌も好きです、ですが明らかにトラプリの声の重なりの方が綺麗。ひょっとするとそうなるように加工しているかもしれませんが、それにしてもはっきり分かってびっくり。
これ、元からアニメ化を予想してキャスト選んでたとしたらスタッフさんはマジで全知全能の神の可能性が高い。
もちろん常務もそれを敏感に感じ取ったようで、冒頭レッスン室の扉をあけたところですでにトラプリを考えていたのが分かります。(ちなみにどのくらい敏感だったかと言うと、NGの曲のサビの「初めまして~♪」の最初の「は」を聞いただけで気付いていたようです、どんだけ耳いいんだよ)
そしてこのシーンで凛自身も相性の良さを実感します。
意味深なアップと視線移動。
「このメンバーで歌ってると気持ちいいな…」と思っているような感じ。
凛は歌声だけでなく1話でクラスメイトも言っていたように耳がいいので、そこらへん敏感なのかもしれませんね。
もっともこの相性の良さは卯月も別の意味で敏感に感じ取ったようです。
未央が「良い感じだね☆」とのんきに感想を言っている横で身を縮こめて何やら不安そうな卯月。
おそらく「あの3人の方が歌がうまい…、まさかNG解散になったり…しないよね…?」
くらいの漠然とした不安しかまだないでしょう。
しかし考えてみれば346プロのアイドル事業部一斉解体からまだ日が浅く、いつ解散や解雇になるか余談を許さない状況、元から不安は蓄積していたんでしょうね。
さらに言えば卯月は「普通の女の子に戻ること」に他のアイドル以上の抵抗があるのだと思います。
養成所でずっと頑張ってきたけど、仲間はみんな辞めてしまった。
「自分は運よくプロデューサーさんに見つけてもらえたけど、もし、見つけてもらえてなかったら…」そんな不安が常に頭の中にあったとしてもおかしくありません。
まだ17歳の少女には重すぎる恐怖でしょう。
そして中盤、みくと李衣菜が楽屋でぎこちないのを眺めているメンバーの横で、卯月が莉嘉の「本当に解散するかも」という言葉に敏感に反応します。
今の卯月にとっては解散はNGワード(ニュージェネレーションワードではない)。
来週NGが解散になるのかは不明ですが、どちらにせよトラプリの結成で卯月はとても悩むことになると思います。
(NGが解散せずに凛が掛け持ちする可能性とかあるのかなぁ…?;)
それからこれは考えすぎかもしれませんが、これ以降の卯月の表情(にわかロック解散ライブ時)もなんだか固いように見えます。
そして来週20話のタイトル。
Which way should I go to get to the castle?
= お城に辿り着くために、私はどちらの道を選ぶべき?
これ、最初は凛の台詞だと思ってました。
NGとトラプリ、どちらを選んだらシンデレラになれるのか…それで凛が悩む回かと。
しかし考えてみたら明らかに卯月が苦しむ回でもあるので、この「どちらの道」というのは「アイドルを続ける」か「普通の女の子に戻るか」の2択のことでもあるんじゃないでしょうか。背景が学校の廊下なので、この線が濃厚かも。もちろん未央にも当てはまります。
ひょっとするとCBPと常務側に回るの2択にもなったりするんでしょうか。凛に限ってそんなことはないでしょうが、脅迫めいた内容ならどうなるかわかりませんし。
次回予想はこんなところですね。
以前噂されていた20話くらいに魔法が解ける、というのはもしかしてこのNG解散&トラプリ結成のことかな。確かにこのアニメにおいてNGというユニットは象徴みたいなものですし、これが解散したら魔法は解けてしまうのかもしれません。
にしてもラブライカと蘭子回はいつ…?
4. その他小ネタ
最後に今回の小ネタを少しだけまとめておきます。
・李衣菜の買ってた飲み物
このペットボトルのラベル、なんだか見覚えがあったので少し調べてみました。
ボトルの形状は最初Vittelのものかと思いましたが…
ラベルの幅と肩の曲線がちょっと違うみたいです。
それからボトルの底の形状的にはいろはすですが、いろはすのようなクビレはないのでこれも除外、とすると無難なところで
やはりこれかなと。
肩のところの曲線と角度が違いますが、ラベルの幅とキャップ色が一番近いように見えます。
肝心のラベルですが、これはダイドーのMIUがベースだと思います。
ラベルの幅は全然違いますが、カラーリングが一番近いのと頭文字のMが被っているので。(強引?)
もしくはMIUのミネラルウォーターの旧ラベルの方が近い?
ベースの飲み物的には水とスポドリどちらの可能性もありそうです。
・その他登場アイドルとか
今週も広告等で何人か映っているシーンがあったのでまとめてみます。(時系列順)
左のカラオケの看板に映ってるのはちひゃー?、場所は新宿アルタ前ですね。
(おまけ)何故か凸レーションに吸収合併されたちゃんみお
受付の女性と花束を見てる女の子、ミリマスかと思ったけど特定できず、多分モブ
可愛かったライブフラワー、でもこれ外側は実写…?
以上、19話の感想でした。
何か気付いたら追記していきます。
(後回しになってしまっている17話の感想②と18話の感想はまた後日)